中盤の刷新に加えて、最終ラインの強化も狙ったリバプールだが、ジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョの予想外の退団もあり、移籍市場の最終盤までミッドフィルダー確保にかかりっきりに。結果的に、センターバック獲得はならなかった。
チェルシーと新契約を結んだイングランドU-21代表DFレヴィ・コルウィルや、トッテナムに移籍したオランダU-21代表DFミッキー・ファン・デ・フェンら左利きセンターバックを優先的に探しており、プレミアリーグで活躍する24歳ディフェンダーの名前が浮上した。
海外メディア『90min』によれば、リバプール以外にも、ニューカッスルやトッテナムがボーンマスに所属する元イングランドU-21代表DFロイド・ケリーに関心を示しており、来年1月の移籍市場において、獲得レースが展開される可能性があるようだ。
2019年にブリストル・シティから同クラブに移籍した左利きセンターバックは、左のサイドバックとしてもプレー可能。ボーンマスでは通算100試合以上に出場しており、プレミアリーグでも “30” を超える試合でピッチに立っている。
しかし、チャンピオンズリーグを目指すクラブにとっては、少し能力が足りていない印象が否めない。若かりし頃には将来を嘱望されたが、負傷などもあり伸び悩んでおり、期待されていたほどのディフェンダーになりきれていない。
リバプールが現実的に獲得に乗り出すとは思えないが、この冬の移籍マーケットでサプライズ補強はあるのだろうか…?