ミッドフィルダー陣の世代交代を進めるリバプールは、ジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョのサウジアラビア移籍に伴い、さらなる中盤補強に本腰を入れている。加えて、左利きセンターバック獲得にも動いており、チェルシーと契約延長したDFレヴィ・コルウィルがトップターゲットと報じられてきた。
ジョエル・マティプやフィルジル・ファンダイクが年齢を重ねており、ジョー・ゴメスが期待されていたほどの成長を見せられていない中、現時点ではイブラヒマ・コナテのみが長期的に計算できる選手であり、最終ラインの入れ替えが求められる。
左利き以外にも補強候補として、アーセナルに移籍したオランダ代表DFユリエン・ティンバーやフランス代表DFベンジャマン・パヴァール、オランダU-21代表DFミッキー・ファン・デ・フェンなど様々な選手の名前が挙がってきた。
スペイン紙『Nacional』によれば、リバプールは昨夏にチェルシーからバルセロナに移籍したデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンに3000万ユーロ(約39億円)のオファーを提示したが、スペインのクラブは拒否していたようだ。
昨シーズン限りでチェルシーとの契約を終え、フリートランスファーでバルセロナに新天地を求めた27歳ディフェンダー。プレミアリーグでの出場数は93試合を数え、昨季も全大会を通じて、32試合でピッチに立った。
現代的なセンターバックらしく足元の技術に優れ、裏を抜かれても追いつくだけのスピードも兼ね備える。ただし、右利きの選手だけに、リバプールが求める条件と異なっており、実際にオファーを提示したかどうかも疑わしいところ。
デンマーク代表DFは今季もラ・リーガでプレーに集中している…