ジョエル・マティプとフィルジル・ファンダイクはともに32歳。キャリアの終盤に差し掛かっている両選手だが、とくに来年の夏にフリートランスファーでの退団濃厚な元シャルケDFの後任確保は最優先事項となっている。
この夏の移籍市場では、左利きセンターバック獲得に動いたリバプールだが、結局は誰もチームに迎えることができず。26歳DFジョー・ゴメスが印象的なパフォーマンスを見せているのは嬉しい悲鳴だが、ジャレル・クアンサーもまだ未知数なため、実績十分なセンターバックは獲得したいところ。
英『The Sun』によれば、リバプールはバイエル・レバークーゼンに所属するコートジボワール代表DFオディロン・コスヌに注目しており、来年1月に移籍市場がふたたび開くタイミングでの獲得を検討しているようだ。
アフリカ人選手らしく、強靭なフィジカルとアスリート能力で幅広いエリアをカバーできるセンターバックは、今季も開幕からレギュラーとして全試合に出場。ブンデスリーガでの試合数は “50” を超え、チャンピオンズリーグでも10試合以上の試合でプレーしてきた。
22歳と若いながらも、コートジボワール代表としても17試合でピッチに立っており、年齢以上の経験値を積んできた。身長も高く、申し分ないキャリアではあるが、プレミアリーグで活躍できるかは分からない。
ただし、リバプールが狙うべきは左利きのセンターバックであるスタンスは変わらない。右利きでは出せないパスもあり、最終ラインに1人は置いておきたい。ただ、大本命だったチェルシーDFレヴィ・コルウィルを逃し、現時点では明確なターゲットは報じられていない現状もある。
はたして、リバプールは左利きのディフェンダーを求めるのを止め、右利きの有望なセンターバックに飛びつくのだろうか…?