スペイン人GKアドリアンから2番手の座を奪い、ここ数シーズンにおいて、守護神アリソン・ベッカーに続きゴールキーパーとしてカップ戦などを中心に重宝されているアイルランド代表GKクィービーン・ケレハー。
24歳になった若手ゴールキーパーだが、昨シーズンはリバプールがカップ戦から早々に敗退したこともあり、出場機会が限定的。シーズンを通じて、わずか4試合のみの出場に留まっており、20代中盤のプレーヤーにとっては物足りないプレー時間と言って差し支えない。
今季も2番手から脱却できず。移籍市場が開くたびに完全移籍の噂が飛び交うアイルランド代表GKの将来を危惧するのは、現役時代にリバプールで活躍したアイルランド代表の先輩ジェイソン・マカティア。毎週のようにプレーする必要性を説き、移籍する時期が来ていると主張している。
「彼は自分の役割を果たした。リーグカップ決勝ではヒーローだったし、クラブで素晴らしい瞬間を過ごした。でも、僕にとってサッカーとはプレーすることなんだ。」
「ベンチに座っているようなキャリアを送り、キャリアの後半になってプレーする機会を得たいとは思わないだろう。彼の出番は今だ。」
「彼は間違いなく世界最高のキーパーの後ろに座っている。だから正直なところ、プレーすることはない。リーグカップ戦やヨーロッパリーグに出場するかもしれないが、それだけでは十分なサッカーとは言えない。」
「もうひとつは、彼の国際的なキャリアに悪影響を及ぼしていることだ。彼は数年後、振り返って “この数年間を逃した” と言うだろう。」
「もう彼の時代は終わり、前に進む時だ。代わりになる選手を獲得できなかったかどうかはわからない。リバプールにとっては、最高のNo.2なんだ。」
「でも、クィービーンはわがままになって、”もうここでプレーする時期じゃないんだ” と思うしかない。プレミアリーグの他のチームに移籍しても問題ない。毎週プレーすることで、彼はアイルランドでトップチームのポジションを勝ち取るだろう。」
「現時点で、定期的にプレーする選手を選んだ(アイルランド代表監督の)スティーブン・ケニーを非難することはできない。クィービーンは世界有数のクラブに所属し、世界最高のキーパーの後ろでプレーしているが、いまだにプレーできていない。」
「彼はリザーブチームでプレーすることもなく、たまに試合に出るだけだ。スティーブン・ケニーの気持ちは理解できる。だからこそ、私からすれば、彼は退団すべきだ。」
BoyleSports