昨夏の移籍市場において、セルティックからリバプールに加入したスコットランドU-21代表FWベン・ドーク。右ウイングを主戦場に、17歳ながらもプレミアリーグで2度途中出場を果たし、FAカップやリーグカップでも出番を得た。
今シーズンはプレシーズンからトップチームに帯同し、レスター・シティとの親善試合ではリバプールでの初ゴールを記録。切れ味鋭いドリブル突破が最大の持ち味で、緩急を使い分けて、相手の守備網を打開する。
負けん気の強さも特長のひとつで、対峙する相手を睨むかの如く果敢に攻める姿勢は10代ながら、トップチームの試合でピッチに立っているだけの精神力は流石だ。今季は開幕節のチェルシー戦で途中から出場したが、13分間のプレーで大きなインパクトを残すには至らなかった。
持っているポテンシャルはピカイチ。リバプールもその将来性を高く評価しており、スコットランドU-21代表ウインガーと長期契約を締結した。
残りのシーズンも、カップ戦を中心に出番を得ることになる若きアタッカーは、経験豊富な左サイドバック相手にも自慢のドリブル突破を披露し、トップチーム定着に向けてステップアップを図れるだろうか…?