ドイツ代表の調子が悪くなると、また監督が解任されると、その後継者としてリバプールを率いるユルゲン・クロップ監督の名前が必ずメディアで取り沙汰される。今回はハンジ・フリック監督が職を解かれたことで、ドイツ人指揮官がふたたび紙面を賑わせた。
2026年までリバプールと契約を結んでおり、ドイツ国内でいくら待望論が盛りあがろうとも、クラブとの契約を全うする旨を明らかにしており、オーナー陣に解任される、契約が満了する以外にはアンフィールドを離れる未来はあり得ない。
ただし、いつかは訪れるクロップ監督の退任。筆頭候補として噂されていたスティーブン・ジェラード監督はアストン・ヴィラで失敗し、レースから脱落。サウジアラビアでの指揮には期待が集まるものの、リバプールの監督就任から遠のいた。
ブンデスリーガに新たな風を吹かせているシャビ・アロンソ監督も人気のひとりだが、レアル・マドリードが関心を示しており、早ければ来季から同職に就く可能性も。
元リバプールMFダニー・マーフィーは、ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督の能力を高く評価しており、後任として打ってつけであると語った。
「答えは出ているから、(クロップの退団は)心配していない。」
「デ・ゼルビは完璧だと思う。彼はその時(就任の)準備ができているだろう。」
「彼は見事なサッカーをすると思うし、強いキャラクターを持っている。ブライトンでこのリーグでの仕事を学び、見事にこなしているね。」
「これ以上の候補者はいないよ。」
「サッカー界は本当に変化が早い。だから、来年の今頃には、今月の人気者は別の人になっているかもしれない。」
「でも、彼(デ・ゼルビ)は本物だと思う。」
「彼には何かがある。彼にも会ってみて、(私が言えるのは)彼には本物の威厳がある。存在感がある。それに、彼のチームのプレーは大好きだ。」
「でも、まだしばらくはクロップが出ていくとは思えない。新しい選手を獲得し、リバプールの(今季の)スタートダッシュと、新加入選手の有望なスタートダッシュに熱狂しているようだ。」
talkSPORT