ジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョ、ジェームズ・ミルナーら昨シーズンまで中盤の主力を務めた経験豊富なミッドフィルダー陣がチームを去り、新たにアレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライ、遠藤航、ライアン・フラーフェンベルフらが加わった。
平均年齢もぐっと若返り、イングランドの若手、カーティス・ジョーンズやハーヴェイ・エリオットらも成長中。ベテランのチアゴ・アルカンタラもおり、中盤でのポジション争いは熾烈を極めている。
怪我で出遅れたリバプールMFステファン・バイチェティッチだが、昨シーズンはファビーニョの不調もあり、印象的なパフォーマンスを披露。今シーズンもスタメン陣との競争を繰り広げる見込みのスペインU-21代表MFは、戦う覚悟を表明しつつも、周りの選手から学ぶ姿勢を明かした。
「僕にはわからない。リバプールのようなクラブでは、常に自分のポジションのために戦う必要がある。それは決して保証されたものではない。でも、自分の仕事を全うし、全力でプッシュすれば、出場機会は増えるだろうし、No.6でのプレーだけじゃないかもしれないね。」
「何人かの選手を失い、何人かの新しい選手を得た。彼らは確実に僕らを後押ししてくれたし、これは最高レベルのサッカーだからこそ、特に中盤の僕のポジションでは、常に他の選手から学ぶことができる。」
The official Liverpool matchday programme
長い手足を活かして、ボールを奪取しつつも、しなやかな身体の使い方で相手のプレスを物ともしない。中盤の底でもプレー可能だが、インサイドハーフでも稼働できないことはなく、様々なポジションを経験することで成長できる可能性はある。
また、若い世代はセンターバックとしてプレーし、スペインU-21代表でも途中出場で最終ラインを任された。ポテンシャルは天井知らずで、今後の元セルタ・デ・ビーゴMFの成長からは目が離せない…