レスター・シティとのカラバオカップ3回戦にスタメンとして出場したリバプールMF遠藤航。ジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョの後釜として迎えられた30歳ミッドフィルダーは、ニューカッスル戦やLASK戦に続き、3試合目の先発の座となった。
前半もまずまずの出来だったが、後半は攻守両面で輝きを放ち、ドミニク・ソボスライの弾丸シュートをアシストした。肉弾戦にも負けずに、ポジショニングも改善。チャンピオンシップで首位を走る相手に対して、2点差での勝利に大きく貢献した。
リバプールに加入して以来、最高とも言えるパフォーマンスを披露した日本代表キャプテンは、自分らしさを出すことができたと試合を振り返りながらも、後半のようなプレーぶりを見せ続けないといけないと主張した。
「とても楽しかった。他の試合よりも良かったと思う。自分らしさを出せてよかったよ。」
「ディフェンスにおいては、適応しようと努力している。ニューカッスル戦でも、ヨーロッパの試合でも、ああいうプレーがしたかったんだ。90 分間通してプレーできたのはとても感触が良かったし、自分の力を発揮できたような気がする。」
「後半のようなプレーを続ければ、プレミアリーグでもっとプレーできると思う。準備はできている。どの試合でもあのようなプレーをしなければならない。」
The Athletic
ブンデスリーガでは降格争いに巻き込まれていたシュトゥットガルトでのプレーとは異なり、リバプールでは主導権を握ることが求められる。また、常に勝利が要求される環境にもプレッシャーは感じていないようだ。
「システムは違うし、試合はスピーディーだし、ここでの僕のポジションは以前より少し上がった。」
「監督は僕にディフェンダーの前にいるだけでいいとは言っていない。常にボールを奪いに行かなければならない。」
「ここでは毎試合勝たなければならないが、そのためにプレッシャーを感じることはない。僕は謙虚だけど、みんなが僕を信頼してくれているからここにいるんだというメンタリティを持っている。その一部になれて、ワクワクしている。これは僕の夢だし、楽しんでいる。僕らはここまで素晴らしい結果を出している。」
The Athletic
最後に、この日に子供達がイングランドで新たな学校に通い始めた事実を明かし、家族の存在の重要性を語っている。
「今日は4人の子供たちが新しい学校に通い始めた大事な日だった。」
「彼らがどう感じたかはまだ聞いていないけど、その話を聞くのが楽しみだよ。ようやく家族が集まれて、とてもうれしい。新しい家に引っ越したし、すべてが順調だよ。早く彼らに会いたい。家族は僕のすべてなんだ。」
The Athletic