モイセス・カイセドにフラれ、ロメオ・ラビア獲得も逃したリバプールは、驚きの補強を実施。ブンデスリーガでも残留争いに巻き込まれていたシュトゥットガルトから、日本代表MF遠藤航をチームに加えた。
チームと代表でキャプテンを務めつつも、30歳という年齢から懐疑的な意見も多かったが、肉弾戦も多いドイツで培った経験とフィジカルへの対応で、初めてのプレミアリーグでもまずまずのパフォーマンスを披露。まだまだ慣れていない部分も多いが、中盤の底での活躍が期待される。
昨夏の移籍市場においてASモナコに移籍した日本代表FW南野拓実は、2年間と半年をアンフィールドで過ごした先輩だ。日本代表キャプテンは、リバプール加入に際して、2シーズン目のフランスで大爆発を遂げているフォワードとも連絡を取り合い、祝福の言葉をもらっていたようだ。
「うん、彼と連絡を取ったよ。電話で話して、入団を祝福してくれたよ。」
「リバプールがどんなところかとか、そんなことを話しました。具体的なアドバイスはなかったけど、”おめでとう” と言ってくれたし、リバプールには日本人スタッフも何人かいるんだよ。」
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新たなクラブには、モハメド・サラーやフィルジル・ファンダイクなど各国のスター選手が集う。中でも、遠藤はブラジル代表GKアリソン・ベッカーのゴールキーピング能力には脱帽したことを明かし、チームを救ってくれる存在だと語った。
「ここにいる選手たちはみな、非常に高いスキルを持っているし、その中でもGKアリソンは素晴らしいと思う。」
「多くのキーパーとプレーしてきたが、彼のシュートを止める能力は素晴らしい。もちろん、フォワードの選手たちも非常に高い技術を持っているし、他の選手たちも非常に巧みだけど、アリソンのシュートストップは素晴らしい。」
「彼はチームを危険な状況から救ってくれるし、とても力強いね。」
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