リバプールとマンチェスターのちょうど中間地点に位置するウォリントンに生まれ、少年時代からリバプールのアカデミーで成長を遂げた20歳DFジャレル・クアンサー。昨シーズンの後半は、ブリストル・ローヴァーズで過ごし、選手としてトップチームでの経験を積んだ。
その成長を見込まれて、今シーズンはプレシーズンから帯同。フレンドリーマッチでも出番を得ると、5番手センターバックのポジションを確保。フィルジル・ファンダイクの出場停止やイブラヒマ・コナテの負傷離脱もあり、プレミアリーグで3試合に出場を果たした。
昨日行われたカラバオカップ3回戦において、レスター・シティ相手に先発出場。開始3分に失点を許すも、その後は落ち着いた対応で多くのチャンスを作らせずに、チーム3点目となるゴールもアシストするなど順風満帆な内容で試合を終えた。
守備に重きをおき、デフェンスが好きであると明かし、カラバオカップで見せたように攻撃でも貢献できれば嬉しいとも語りつつも、貪欲にさらなる成長を狙っていると意欲を口にした。
「どんなことにも対応できるように準備している。だから、守備で、そして攻撃でもチームにインパクトを与えられるのであれば、それはいつだっていいことだね。」
「ディフェンスの方が好きだけど、たまにアシストやゴールで貢献できれば、いつでもハッピーだよ。」
「ずっとやりたかったんだ。チャンスが欲しかった。それが僕にとって一番大きなことだった。」
「チャンスをもらって、ここまで来れたのは嬉しいけど、もっともっと上を目指して、向上していかなければならない。僕は完璧主義者だから、もっともっと良くなるために、ピッチの中では常に努力しているよ。」
Liverpoolfc.com