無敗同士で迎えたプレミアリーグ第7節トッテナム対リバプールの試合は、選手同士の戦いではなく、審判団が主役となった。カーティス・ジョーンズが微妙な判定でレッドカードを食らうと、1人少ない中で決めた先制点はオフサイド判定で取り消しに。
明らかなオンサイドだったにも関わらず、VARで線引きすらもせずにオフサイドを判定しており、審判団のレベルの低さを露呈。その後もジョー・ゴメスが明確に倒された場面でもVARは介入せず、カードをアピールしたデスティニー・ウドジェには2枚目のイエローカードが提示されることもなく、レフリーはトッテナムの一員と化した。
その後には、PGMOL(プレミアリーグのプロ審判協会)は連携ミスを認め、ルイス・ディアスの先制点取り消しについては謝罪を行ったが、リバプールの怒りが収まるわけもない。正式な声明を出し、ろくな検証もせずに人為的ミスと結論付けた同協会に改善を強く求めた。
「マッチオフィシャルがプレッシャーの中で仕事をしていることは十分に理解しているが、VARの導入と効果によって、そのプレッシャーは軽減されるべきで、悪化するものではないはずだ。」
「したがって、適切な判定を下すのに十分な時間が与えられず、その後の介入もなかったことは納得できない。」
「このような失敗がすでに “重大な人為的ミス” に分類されていることも容認できない。あらゆる結果は、レビューによってのみ、完全な透明性をもって確定されるべきである。」
「これは、すべてのクラブに適用されるものであり、このような事態が二度と起こらないようにするためのプロセスの改善に活かされるべきで、今後の意思決定の信頼性のために不可欠である。」
「当面は、エスカレーションと解決の必要性が明らかであることから、我々はあらゆる選択肢を検討します。」
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