この夏の移籍市場で、ヨーロッパサッカー界に話題を振り撒きまくったサウジ・プロフェッショナルリーグ。ネイマールやカリム・ベンゼマ、ロベルト・フィルミーノ、ジョーダン・ヘンダーソン、ファビーニョら数々のタレントを獲得し、リーグとしての底上げに成功した。
チアゴ・アルカンタラやジョー・ゴメスらにも関心が伝えられた中、ブラジル代表GKアリソン・ベッカーにもサウジアラビアが獲得に乗り出しているとのニュースが流れた。その後、進展することはなかったが、具体的なオファーや話し合いはなかったと、ファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えた。
「今年の夏、サウジアラビアがアリソンを獲得に乗り出したという噂はあったが、具体的な話があったとは聞いていない。」
「アリソンのようなファンタスティックなGKへの関心は常にあったが、具体的な契約や交渉はなかった。彼は今、リバプールで絶好調で、なぜレッズにとって重要なのかを改めて示している。」
「個人的には、アリソンがローマにいたときから大好きだった。彼はトップGKであり、ベストの一人であることは間違いない。」
Caught Offside
先日のトッテナム戦でも、人数不利な状況下で、ジェイムズ・マディソンのミドルシュートを好セーブするなどチームを救うセーブを連発している元ローマGK。世界でも5本の指に入るゴールキーパーだけに、リバプールが容易に手放すわけもない。
来年も積極的な補強を実施すると見られるサウジアラビアだが、ブラジル代表GKは来夏以降もアンフィールドで輝いてくれることだろう…