この夏に、ミッドフィルダー陣の刷新に取り組んだリバプールは、アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライ、遠藤航、ライアン・フラーフェンベルフら4選手を加え、世代交代およびアップグレードに成功した。
ただし、来夏には元スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラが退団見込みで、ミッドフィルダーの枚数を充実させる必要が出るかもしれない。ただし、即戦力級は揃っており、経験豊富な30歳を超えた選手か、将来有望なミッドフィルダーが候補となる。
スペイン紙『Mundo Deportivo』によれば、リバプールはロイヤル・アントワープに所属するベルギーU-21代表MFアーサー・フェルメーレンに関心を示しており、マンチェスター・ユナイテッドやアヤックスも動向を追っているようだ。
18歳ながらも、昨シーズン途中からレギュラーに定着。ジュピラー・プロ・リーグで20試合に出場すると、ヨーロッパの強豪が注目する存在に。今季はシーズン開幕からスタメンに抜擢され、飛び級でベルギー代表U-21にも招集されている。
なお、同紙が伝えるところによると、バルセロナが同選手を巡る争奪戦をリードしている模様で、同クラブのスポーティング・ディレクターがスペイン移籍に向けて話し合いも進めている。
リバプールが本当に18歳ミッドフィルダーを追っているかは未知数だが、将来に向けた投資は怠っていない。はたして、ベルギーU-21代表MFがアンフィールドに上陸する未来はあるのだろうか…?