審判団の判定で荒れに荒れたトッテナム戦。リバプールは試合に負けただけでなく、主力選手をレッドカードで失い、最後は9人での戦いを強いられた。ルイス・ディアスのゴール取り消しについては、依然として物議を醸し出しており、同クラブは音声を入手し、今後の対応を検討する。
リバプールは、カーティス・ジョーンズの一発レッドカードについても納得しておらず、3試合の出場停止処分の取り消しを求めて、異議申し立てを行っていた。当たった場面は正当なタックルだが、その後、不運にもボールの上を足が滑り、相手選手の足首に入る形になってしまった。
しかし、リバプールの申し立ては成功せずに、国内リーグやカップ戦における3試合出場停止が決定。ブライトン戦、エバートン戦、ノッティンガム・フォレスト戦に出られないことが決まったものの、その間に行われるヨーロッパリーグではプレー可能だ。
一方で、1枚目のイエローカードが軽すぎた印象もあるが、リーチがかかった状況で無謀なタックルを行い、2枚目のイエローカードを提示され、同じくトッテナム戦で退場していたディオゴ・ジョッタは1試合の出場停止となり、ブライトンとの大一番でベンチ外が確定している。
さらには、出場停止ではないが、コーディ・ガクポは同試合で負傷交代で退いており、精密検査の結果、数週間の離脱が確定。エバートンとのマージーサイド・ダービーで復帰できるかもしれない状態で、コンディションを考慮すると、その次の試合あたりが現実的な復帰試合となりそうだ…