アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライ、遠藤航、ライアン・フラーフェンベルフの4選手を獲得し、ミッドフィルダー陣の入れ替えを実施したリバプール。カーティス・ジョーンズやハーヴェイ・エリオットら若手選手も活躍しており、一旦これ以上の補強は必要なさそうだ。
現時点で補強における最優先は、左利きのセンターバックや右サイドバックの控え、モハメド・サラーの後継者などに移っており、この冬や来夏の移籍市場でミッドフィルダーにふたたび注目するのは、中盤の負傷者が相次いだ場合のみだろう。
そんな事情を知ってか知らずか、守備的ミッドフィルダー獲得の噂が持ち上がっている。スペイン紙『Todo Fichajes』によると、リバプールは2022年の夏に獲得を試みたフランス代表MFオーレリアン・チュアメニに再挑戦する可能性があるようだ。
また同紙は、レアル・マドリードの23歳ミッドフィルダーは、チームを率いるカルロ・アンチェロッティ監督からサポートを得られていないと感じていると伝えており、リバプールにとっては同選手の加入に向けての糸口になり得ると報じている。
リバプールが関心を寄せた過去は事実だが、選手本人がレアル・マドリード移籍を希望。スペインの首都でのプレーに固執しているため、フランス代表MFがアンフィールドでのプレーを熱望する確率は低い。
一方で、リバプールも移籍金の高いミッドフィルダーは必要ではなく、獲得に乗り出す必要性は全くない。怪我人で緊急補強しなければいけない状態に陥ったとして、もっと安い選手、もしくはレンタル移籍でチームに加えられる選手で十分だ。
原則として、アンフィールドでプレーすることを希望しない選手を獲得することはなく、今回の報道はあくまでネタ記事として捉えておきたい…