リバプールに生まれて、地元クラブのアカデミーで成長を遂げてきた22歳MFカーティス・ジョーンズ。過去数シーズン、トップチームに帯同していたものの、目立ったパフォーマンスを見せられずに燻っていたが、昨シーズンの途中からプレーぶりが大幅に改善し、レギュラー争いに食い込んだ。
プレミアリーグでは “60”を超える試合に出場しており、チャンピオンズリーグでも11試合でピッチに立っている若きミッドフィルダーは、今夏にイングランドU-21代表のメンバーとして、U-21欧州選手権2023に参加すると、スタメンに名を連ね、同大会を優勝したチームに大きく貢献した。
急成長を続ける地元出身ミッドフィルダーは、昨季まで在籍していたジョーダン・ヘンダーソンのような強烈なプレッシングを実行でき、インサイドハーフとして中盤にエネルギーを注入でき、ピッチ外では明るい性格で、新加入選手に対してもフレンドリーに接する。
現役時代にはマンチェスター・シティやエバートンで活躍し、この夏にはイングランドU-21代表でコーチを務めた元イングランド代表DFジョリオン・レスコットは、リバプールMFの才能を高く評価しており、今後長くにわたってアンフィールドで活躍するだろうと口にした。
「カーティス（・ジョーンズ）は、この夏に開催されたU-21ユーロで私が一緒に仕事をした選手であり、適切なチャンスを与えれば、必ずや輝きを放つだろうと思っていた。」
「地元の才能が目と鼻の先にあるのに、ビッグチームが経験豊富な補強のために移籍市場に目を向けるのを、頻繁に目にしてきた。」
「もしもユルゲン・クロップ監督が彼にチャンスを与え続けるのであれば、進む道は一つしかない。彼がアンフィールドでこれから何年も活躍する姿を見ることができるだろう。」
LiveScore