リバプールからはジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョがサウジアラビアに移籍。契約満了で退団していたロベルト・フィルミーノも同国に向かい、過去に在籍していたサディオ・マネやジョルジニオ・ワイナルドゥムも、サウジ・プロフェッショナルリーグに新天地を求めた。
移籍こそしなかったが、チアゴ・アルカンタラやアリソン・ベッカー、ジョー・ゴメスらにも関心を寄せているとも噂される中、最大の話題となったのが、アル・イテハドからのエジプト代表FWモハメド・サラーに対する巨額オファーだ。
後継者を獲得できる時間も残されておらず、重要なメンバーと位置付けていたリバプールはオファーを断固拒否。ただし、関心は継続しており、来夏には他のクラブも参戦した争奪戦に発展する可能性もあり、アンフィールドではエジプシャン・キングの後継者探しが優先度の高い課題に浮上している。
様々なウインガーの名前がメディアで取り沙汰される中、ウェストハムFWジャロッド・ボーウェンも候補のひとりに挙げられている。カウンターを得意とする快足フォワードだが、元リバプールMFスティーブ・マクマナマンは、すぐさまチームにフィットするだろうと持論を展開した。
「可能性は十分にあるね。リバプール戦ではとても危険なプレーを見せたし、ここ数年、彼は良い選手であることを証明している。彼はリバプールに多くの問題を引き起こしたが、サラーを失った場合、彼らがもっと大物と契約したがるかどうかはわからないし、サラーの移籍金を考えれば、そうなる可能性もある。」
「でも、ジャロッド・ボーウェンはハードワーカーで、右でも中央でもプレーでき、非常に危険な選手であるため、リバプールにすんなりと溶け込めると私は信じている。」
「モハメド・サラーがリバプールにもたらしたすべての功績を考えれば、彼の後釜になるのは非常に難しいのは言うまでもないが、ジャロッド・ボーウェンなら簡単にポジションに定着できるだろう。」
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