ジョーダン・ヘンダーソンやジェームズ・ミルナー、ファビーニョ、ナビ・ケイタら経験豊富な選手たちからの世代交代を狙ったリバプールは、アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライらを獲得し、ミッドフィルダー陣の入れ替えに成功。
ハーヴェイ・エリオットやカーティス・ジョーンズら若手選手の成長も相まって、新シーズンは好調なスタートを切っている。今後はセンターバックや右サイドバック、モハメド・サラーの後継者などが補強の優先ポイントとなるが、負傷者などに備えて、中盤の枚数を潤沢にする可能性も否定はできない。
現役時代にはチャールトンでゴールを量産し、イングランド代表でのプレーを経験を持つ元トッテナムFWダレン・ベントは、昨シーズンからの復調を狙うリバプールに対して、マンチェスター・シティで出番を得られていないイングランド代表MFカルバン・フィリップスはさらにチームを強化してくれると主張している。
「(もしリバプールが彼と契約すれば、)カルバン・フィリップスはただそこに座って自分の役割を理解するのに十分な規律を持っていたと思う。」
「彼は良い選手だから、リバプールを弱くすることはない。彼はチームをさらに強くするし、マック・アリスターが本来のポジションに移れる。カーティス・ジョーンズも好きだし、見事な仕事ぶりを見せているけどね。」
TalkSPORT
元リーズ・ユナイテッドMFは、昨夏の移籍市場でプレミアリーグ王者に加入したものの、スペイン代表MFロドリの高すぎる壁に阻まれて、わずか25試合の出場に留まっている。トレント・アレクサンダー=アーノルドの中盤起用やジュード・ベリンガムの急成長もあり、代表での立場も危うくなっており、チームでレギュラーとしての出場は個人的な課題だ。
この夏にもマンチェスターからの退団が噂されたが、同クラブでの競争を求め、シティ残留を決断。ただし、2年連続で少ないプレー時間は、27歳とキャリアの全盛期を過ごす選手にとっては勿体無い。
リバプールに限らず、プレミアリーグで実績十分な守備的ミッドフィルダーを狙うクラブは多いと見られ、現状の状態が続けば、来夏の移籍マーケットでは人気銘柄になることは避けられない…