2015年から始まったユルゲン・クロップ政権は、第一次時代を終えようとしている。ジョーダン・ヘンダーソンやロベルト・フィルミーノ、ファビーニョ、サディオ・マネら主力選手らが退団し、残すはモハメド・サラーやフィルジル・ファンダイク、アリソン・ベッカーあたりだけとなった。
そして、リバプールは新たな時代に向けて、少しずつ補強を進めている。ルイス・ディアスやダルウィン・ヌニェス、コーディ・ガクポらと立て続けに前線の選手確保を推し進め、この夏にはミッドフィルダー陣の刷新を一気に実行に移した。
変わりゆくチームにおいて、2020年の夏からアンフィールドで活躍するポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタは、新しい流れに適応しなければならないと主張したうえで、クロップ監督の能力を信じていると語った。
「今年は特に中盤に多くの変更を加えた。それは僕たちのプレーにおいて、とても重要で “キー” となるエリアだ。また、ここ数年でフォワード陣にも多くの選手を獲得したし、選手やクラブは成長する必要があると思う。」
「普通、大きく変わるのは監督だが、リバプールではそうではない。ユルゲン(・クロップ)が適任で、僕らを前進させる能力を持っていることは分かっている。」
「(クロップ監督が就任した)8年前とはまったく違うチームでスタートした。それは彼にとっても、僕らにとっても挑戦だ。良いスタートを切ったし、それを続けたいね。」
「メンタリティーも変える必要がある。退団した選手たちはピッチ外でも重要な選手だった。ヘンダーソンはキャプテンだったし、新しい時代や新しいキャプテン、新しい選手たちに適応していかなければならない。」
Liverpool ECHO
左ウィンガーやセンターフォワードとしてプレーでき、今季はここまで9試合4ゴールを記録。5人でローテーションしながらも、個々人がそれぞれの特長を活かして、プレミアリーグで上位を維持している。
トッテナム戦やブライトン戦で足踏み状態が続いているが、来シーズンの不調から復調の兆しを見せている。ゴール前で決定的な仕事を行えるポルトガル代表フォワードの力は必要になる。リバプールがタイトル争いに食い込むためにも、同選手の二桁得点が期待される…