2022年の冬に、コロンビア代表FWルイス・ディアス。その年の夏には、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス。そして、2023年の冬には、オランダ代表FWコーディ・ガクポと立て続けに攻撃陣を補強したリバプール。
強力な得点力を誇ったフロントスリーからの世代交代を推し進めている。来夏にはサウジアラビアから強い関心が届くエジプト代表FWモハメド・サラーには退団の可能性が噂されており、彼の後継者となり得るストライカー獲得に乗り出すことが予想される。
クリスチャン・フォルク氏(ドイツ人ジャーナリスト)によれば、そのターゲットのひとりとして、リバプールはホッフェンハイムFWマクシミリアン・バイエルをリストに追加しており、エバートンやブレントフォードらとともに、同選手の動向を追っているようだ。
Maximilian Beier of Hoffenheim is on Liverpool’s list. His high speed this season was 35.45kmph, he’s the second-fastest German player behind Leroy Sane. Also Everton and Brentford are interested in Beier @BILD_Sport @caughtoffside @LFC
— Christian Falk (@cfbayern) October 6, 2023
2020年にホッフェンハイムでトップチームに昇格するも定着できずに、2シーズン連続でハノーファーにレンタル移籍。ブンデスリーガ2部で63試合10ゴール6アシストと見事な数字を残すと、この夏に復帰していた。
今シーズンは7試合4ゴール1アシストを記録しており、センターフォワードの役割をしっかりとこなしている。同ジャーナリストはバイエルンFWレロイ・サネに次ぐ、スピードのある選手として紹介しており、得点力も伴っているのが魅力的だろう。
ただし、まだまだブンデスリーガでの物語は始まったばかり。今シーズンは結果を出したとしても、来シーズンはどうなるか分からない。まずはホッフェンハイムで複数シーズンに渡りプレーし、得点力を磨いたうえでのプレミアリーグ移籍であれば、可能性は十分に見えてくる。
はたして、マクシミリアン・バイエルは将来的にイングランドに渡り、プレーすることになるのだろうか…?