この夏を通して、ミッドフィルダー陣の刷新に取り組んだリバプールだが、新たなセンターバック獲得にも興味を示していた。チェルシーと契約更新したイングランド代表DFレヴィ・コルウィルがトップターゲットと報じられた一方で、複数のディフェンダーの名前がメディアを賑わせた。
元リバプールMFシャビ・アロンソが率いるバイエル・レバークーゼンに所属するエクアドル代表DFピエロ・インカピエもそのひとり。最優先の左利きのセンターバックで、守備面だけでなく、攻撃の組み立てにも加われる足元に優れたディフェンダーだ。
21歳と若いこともあり、リバプールが獲得に動き出すと報道される中、ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)によれば、あくまで候補のひとりでしかなく、現時点では具体的な話し合いは見られないと伝えた。
「リバプールのファンからは、センターバックに関するクラブのプランについて聞かれることがある。」
「この夏の間、そのポジションの選手との契約には関心があったが、最終的には中盤でやらなければならないことがたくさんあった。」
「彼らはそのエリアを優先し、4人の新戦力を獲得した。」
「で、どうする?ピエロ・インカピエはリバプールと噂され続けている選手で、いつもこの憶測が流れているが、今のところ決定的なものではない。」
「リバプールは多くのセンターバックをスカウティングしており、インカピエもその一人だ。現段階では交渉も直接の話もない。」
ジョエル・マティプやフィルジル・ファンダイクらがベテランの域に差し掛かっており、彼らの後継者確保は、リバプールにとって優先課題だ。早ければ、この冬にも補強に乗り出す可能性もあるが、どのセンターバックに白羽の矢を立てるのだろうか…?