ジェームズ・ミルナーやジョーダン・ヘンダーソン、ファビーニョらチームを支え続けた30歳前後のミッドフィルダー陣がアンフィールドから離れる決断をする中、リバプールは昨季不調の原因とも言われた中盤の再構築を実行に移した。
アレクシス・マック・アリスター獲得を早々に決めたものの、その後は様々な中盤のターゲットの名前が浮上しては消える展開が続いた。フランスU-21代表MFケフレン・テュラムは筆頭候補として連日のように動向が報じられると、リバプール加入間近とも言われる時期が続く。
最終的には、RBライプツィヒからハンガリー代表MFドミニク・ソボスライを獲得したリバプール。その後も遠藤航やライアン・フラーフェンベルフを加え、若手選手も交えて、中盤の刷新は一定完了した。
しかし、まだまだミッドフィルダーに視線を向けているかもしれない。伊『TuttoMercato』によれば、リバプールは依然としてニースMFに関心を寄せており、争奪戦のポールポジションにいるようだ。ライバルはニューカッスルやユベントスと目される。
日本代表キャプテンがすでに30歳と、守備的ミッドフィルダーのさらなる補強は考えうる。また、フィジカルやアスリート能力に優れた22歳MFは、リバプールが継続的に追い求めても不思議はないものの、4人も加えた直後にさらなる獲得は現実的ではない。
現時点での最優先としては、左利きセンターバックや右サイドバックの控えなど補強すべきポジションがあるため、限りある予算を向ける先は中盤ではなさそうだが…はたして、ふたたびケフレン・テュラム争奪戦に参戦することはあるのだろうか…？