ジュリアン・ウォード前SDが “まさかの” 1年で退任したリバプールは、後任としてドイツ人のヨルク・シュマトケをスポーティング・ディクレター抜擢。その影響かは不明だが、今夏の補強はアレクシス・マック・アリスター以外はブンデスリーガからの獲得となった。
しかし、短期的な契約を結ぶ同SDは今季限りでの退団が見込まれており、その後任人事はすでに動き始めている。独『BILD』によれば、リバプールは2023年9月までRBライプツィヒで、マネージング・ディレクター・スポーツを務めたマックス・エベール氏に注目し、アプローチを始めているようだ。
現役時代にはバイエルン・ミュンヘンやボーフムなどでプレー経験のある同氏は、2008年から2022年までの長きに渡り、ボルシア・メンヒェングラートバッハでスポーティング・ディレクターを歴任し、2022年12月にRBライプツィヒに仕事場を移した。
ブンデスリーガを中心に、移籍市場における経験豊富な50歳のドイツ人だが、今年9月には職務へのコミットメントの欠如を理由に、RBライプツィヒから解任を言い渡されており、それ以降はフリーな状態が続いている。
理由が理由なだけに、その性格には疑問が残る。単純にライプツィヒ上層部との折り合いが悪かったのか、それとも同氏の問題なのか、詳細は明かされておらず、関係者にしか事情は分からない。
ユルゲン・クロップ監督とともに補強の観点から一時代を築いたマイケル・エドワーズ氏が退任してから、バタバタが続くスポーティング・ディレクターのポジション。リバプールは一定の期間を任せられる人材を迎え入れることができるだろうか…?