29歳になったスコットランド代表DFアンディー・ロバートソンは、今シーズンもレギュラーとして絶対的な立場を確保。プレミアリーグではここまで全試合でスタメン出場を飾り、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦ではキャプテンを任された。
昨季の不調からの巻き返しを狙うリバプールだが、代表戦でその勢いを削がれることになった。スコットランド代表として臨んだEURO 2024予選において、スペイン代表と対戦。主将で先発出場した左サイドバックだが、相手GKウナイ・シモンとの交錯で肩を負傷し、そのまま途中交代を余儀なくされていた。
その後は病院での精密検査を行っていた同選手の状況について、リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督はエバートン戦に向けたプレスカンファレンスで言及。専門家との話し合いを実施する中で、手術が最善の策であったことを説明した。
「我々が下した決断は手術だ。」
「手術せずに済む可能性も少しはあったが、あらゆる専門家と話し合った結果、長期的には手術が最善だと思われる。」
「つまり、しばらくは離脱することになる。正確な期間はわからないが、肩の手術は簡単なものではない。」
「私の経験では、かなり早くトレーニングを再開できるが、サッカーに特化したトレーニングはできない。チャレンジや物事に注意しなければならないからね。」
「彼はしばらくの間、離脱することになるだろう。」
今回の負傷によって、ギリシャ代表DFコスタス・ツィミカスが代わりにレギュラーに名を連ねることになる。ヨーロッパリーグやカップ戦では先発したこともあるが、エバートン戦が今季初めてのレギュラーとなるだろう。
他には、若手の頃に左サイドバックの経験もあるジョー・ゴメスも候補だが、トレント・アレクサンダー=アーノルドの控えという立場もあり、両方を務めることは現実的ではない。よって、カップ戦などはレバークーゼンからの関心も報じらた若手DFルーク・チェンバースに期待が集まる。
まだ正確な離脱期間が判明していないが、主力の怪我を乗り越えて、プレミアリーグ優勝争いに食いついてくれるだろう…