今夏の移籍市場において、バイエルン・ミュンヘンからオランダU-21代表MFライアン・フラーフェンベルフを獲得したことによって、リバプールには3人のオランダ人選手が在籍することになった。厳密にはセップ・ファン・デン・ベルフも含むが、一旦置いておく。
元アヤックスMFに関しては、ヨーロッパリーグでこそ活躍しているが、まだまだクロップ監督のサッカーに慣れる必要があり、レギュラーのポジションを掴むには時間がかかりそうだ。一方で、先輩のフィルジル・ファンダイクとコーディ・ガクポはチームに完全に馴染んでいる。
ファンダイクは32歳と全盛期は過ぎたとはいえ、ディフェンスリーダーとして、新キャプテンとしてもチームを引っ張る。ガクポはその器用さで、センターフォワードだけではなく、中盤やウイングでもプレーするなど、主力として活躍中だ。
前者は数年前に大怪我を負ってから、無類の強さを誇った1vs1での守備対応は見劣りした。後者もいま怪我をしてしまい、復帰に向けてコンディションを整えている。かつてリバプールでもプレー経験のある元オランダ代表MFボロ・ゼンデンは、彼らがふたたびトップフォームを取り戻すと自信をのぞかせた。
「(フィルジル・)ファンダイクに対する期待感は、彼が過去にリバプールで見せてきたものに基づいている。」
「しかし、忘れてはならないのは、彼が長い間怪我をしていたということだ。経験から言えるのは、自分のレベルに戻るには時間が必要だ。彼は最初の怪我の後、2度目の怪我にも見舞われた。それを切り離して考えることはできない。以前の彼に戻るには時間が必要なんだ。」
「コーディ・ガクポも同様で、現在負傷中で数週間はプレーできないだろう。彼が復帰したときには、昨シーズンの好調をすぐに取り戻してくれることを願っている。」
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