10代の頃に、リバプールに移籍した元ズヴォレDFセップ・ファン・デン・ベルフ。イングランドの生活にも苦戦し、アンフィールドでは活躍できずに、プレストン・ノースエンドやシャルケでのレンタル移籍を経験し、今シーズンは1年間のローンでマインツに加わった。
ブンデスリーガで降格圏争いに巻き込まれているクラブにおいて、7試合に出場。そのうち、5試合でスタメンを張っており、決して強固とは言えない守備陣で頑張りを見せている。代表レベルでは、オランダU-21代表として8試合で出番を得ており、フル代表へのステップアップを狙う。
同じくリバプールのフィルジル・ファンダイクを筆頭に、屈強かつ足元に優れたセンターバックを数多く擁するオランダ代表だけに、代表入りは簡単な道のりではない。ただし、21歳ディフェンダーは、フル代表でのプレーに意欲を見せている。
「何事も可能性はある。子供たちが1年で大きな進歩を遂げるのを見ることがあるが、僕もそれを否定はしない。」
「1年でとても大きなステップを踏むことができるし、物事がどう転ぶかわからない。」
「何も考えていないと言ったら嘘になる。もちろん頭の片隅にはある。そう願うよ。」
「この世代のセンターバックは簡単ではない。フィルジル・ファンダイク、ナタン・アケ、マタイス・デ・リフトなど、選手たちがたくさんいる。」
「それに、ルシャレル・ヘールトロイダ、スヴェン・ボットマン、ユルリエン・ティンバー、ミッキー・ファン・デル・フェンなど、若い選手もたくさんいる。 最終ラインは、6人でプレーしたほうがいいかもしれないね。」
Voetbalzone
この夏には完全移籍での退団も噂されており、来年の夏には契約満了となる。リバプールが契約更新を提示する可能性は低く、オランダU-21代表センターバックも出場機会が確約されていないクラブに残留することは望まないはずだ。
高い確率でリバプールでの生活が終わりに近づいているが、元ズヴォレDFは念願のオランダ代表に上り詰めることができるだろうか…?