母国ハンガリーやオーストリア、ドイツで着実な成長を遂げ、世界を見渡しても将来有望株の仲間入りを果たした22歳MFドミニク・ソボスライ。この夏には、ブンデスリーガでの実績を買われ、ミッドフィルダー陣の刷新を狙ったリバプールにステップアップを果たした。
ハンガリー代表では若くしてキャプテンを任されるほどの至宝は、プレミアリーグでも豊富な運動量と確かなテクニックに加えて、インテンシティの高さにも適応しており、すでにレギュラーとして毎試合で印象的なパフォーマンスを披露してきた。
RBザルツブルクやレッドブル・ライプツィヒで選手と指揮官という立場でともに仕事を行ったジェシー・マーシュ監督は、アンフィールドでのプレーが決まった当日に、ハンガリー代表ミッドフィルダーの代理人からメッセージを受け取っていたことを明かした。
「彼がリバプールと契約した日、私は彼の代理人から手紙を受け取った。 そこには、”これは初日から私たちが描いていたビジョンで、あなたはドミニクがそこに到達するのを助けてくれた” と書いてあった。」
「ソボスライは常に自分自身を信じ、世界のビッグクラブでプレーし、そのチームで最高の選手になるというビジョンを持っていた。」
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RBザルツブルク時代には、マンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドへの指導経験も持つアメリカ人指揮官は、両選手のビジョンが他の選手とは比べものにならなかったと語り、スター選手になると信じていたようだ。
「これはすべて、彼の自信と自分自身に対する信念の現れなんだ。それを傲慢と見る人もいるかもしれないが、アーリング(・ハーランド)も同じだ」
「興味深いことに、ハーランドとソボスライはザルツブルクで本当に良い関係を築いていたし、お互いに多くのことを学んだと思う。」
「しかし、彼らの熱意、才能、信念、献身性、勤労意欲、向上心から、彼らが世界最高の選手の仲間入りをすることは、2人を見ていてよく分かった。」
「彼らのビジョンは、他の選手とは違っていた。ソボスライにとって、それが問題になることはないだろう。」
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