今夏の移籍市場において、中盤の再構築に取り組んだリバプールは、4名の新たなミッドフィルダーを迎え入れ、チームの底上げに成功した。アレクシス・マック・アリスターとドミニク・ソボスライはすでに主力に定着しており、遠藤航やライアン・フラーフェンベルフはカップ戦などで活躍を見せている。
今後の補強ポイントはセンターバックや右サイドバックの控えに移りそうな気配もあるが、依然として世界中のミッドフィルダーへの関心が報じられる中、エールディヴィジで活躍する22歳のプレーヤーが新たなターゲットに挙げられた。
海外メディア『90min』によれば、リバプールやアーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、トッテナムらプレミアリーグの強豪クラブが、フェイエノールトMFクインテン・ティンバーのプレーを見定めるために、スカウトチームを送り込んだようだ。
イングランド以外にも、アトレティコ・マドリードやボルシア・ドルトムント、モナコ、ナポリなどヨーロッパ各国から関心が集まるオランダU-21代表ミッドフィルダーは、この冬ないし来夏の移籍市場で人気銘柄になるかもしれない。
この夏には、”双子の弟” オランダ代表DFユリエン・ティンバーがアーセナル移籍を掴んでおり、アヤックスからステップアップを遂げた。2026年まで契約を結ぶ “双子の兄” が上を目指して、強豪クラブ移籍を志願するのは自然な流れだ。
フェイエノールトでは、これまで41試合4ゴール6アシストを記録。オランダU-21代表では14試合でピッチに立ち、フル代表に招集されるため、また定着するためにもビッグクラブでのプレーは、ロナルド・クーマン監督にも良いアピールになる。
現時点では具体的な動きは見られないが、近くプレミアリーグやラ・リーガ、セリエA、ブンデスリーガを跨いだ争奪戦が展開される可能性も否定できない…