ミッドフィルダー陣の刷新を推し進めたリバプールは、アレクシス・マック・アリスターら4選手を加えた。中盤でのインテンシティも復活し、ジョーダン・ヘンダーソンやジェームズ・ミルナーらの時代よりもテクニックが上乗せされた。
ただし、さらなるミッドフィルダーの補強を進めることがにわかに報じられており、トップターゲットとして挙げられているのが、フルミネンセMFアンドレだ。この夏にも獲得を試みていたが、所属クラブは首を縦に振らなかった。
同クラブの会長はこの冬以降の退団を匂わせており、この冬にはヨーロッパの舞台に挑戦する可能性が高まっている。一方で、ブラジル代表MFと同様にリバプール加入が取り沙汰されたニースMFケフレン・テュラム獲得もまだ諦めていないと、海外メディア『Sport Mediaset』が報じた。
恵まれた体格に、高いアスリート能力を有する22歳ミッドフィルダーにはユベントスも関心を寄せていると言われており、元フランス代表でもある父親、リリアン・テュラムが過ごしたクラブに加入する可能性も高まっている。
とはいえ、現時点でリバプールがふたたびフランスに目を向けるとは思えない。信憑性のあるジャーナリストやメディアは同選手への関心を報じておらず、取り上げているのは主にゴシップ紙であるため、信用できるかは怪しいところ。
同じく長身で、ボックス・トゥ・ボックスのタイプでもあるオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフがリバプールに加入しており、これ以上は大柄なミッドフィルダーは必要ないかもしれない。
確率こそ低いが、リバプールが関心を示していた過去は事実であり、予想に反して、アンフィールドに降り立つことはあるのだろうか…?