ここ最近で盛り上がっているのが、リバプールからのバイエルン・ミュンヘンに所属するプレーヤーに対する関心。今夏にサウジアラビアから熱視線を向けられ、口頭で巨額オファーを受け取ったとされ、来夏の移籍市場にもふたたび舞い戻ってくることが予想される。
来年には32歳となり、そろそろ世代交代を考え始めなければならないリバプールは、その後継者としてバイエルン・ミュンヘンFWレロイ・サネに興味を持っていると報じられた。プレミアリーグでもプレー経験を持ち、ドイツ王者でもここまで144試合45ゴール37アシストを記録している。
ただし、リバプールには優先すべき選手が同クラブに存在しているようだ。クリスチャン・フォルク氏(ドイツ人ジャーナリスト)は、同じくバイエルンに所属するドイツ代表MFジャマル・ムシアラが最優先ターゲットになっていると伝えている。
「バイエルンはまた、ミュンヘンに移籍して以来最高のシーズンを送っているレロイ・サネにも問題を抱えている。」
「その問題とは、代表選手が2025年までしか契約を結んでいないことだ。もう1つの問題は、理事会のトップが変わった後、今のところクラブが新契約について彼と話をしていないこと。」
「現在サネは、おそらく夏に再び新たなチャレンジを探すことを考えている。リバプールもこの選手に興味を持っている。この27歳は、31歳のモハメド・サラーが夏にクラブを去ることになれば、その後釜になる可能性がある。」
「サネはサラーのように素早いし、攻撃面でも柔軟性がある。しかし、私はムシアラがリバプールの優先事項だと聞いている。もし彼らがここでの争奪戦に失敗すれば、その時初めてサネがやってくるだろう。」
Fact Files column
現実的には、バイエルン・ミュンヘンが未来の中心選手を手放すとは思えない。レロイ・サネにしても、ジャマル・ムシアラにしても、簡単な交渉が待っているわけではない。
はたして、リバプールは本当にドイツ代表メンバーに触手を伸ばすのだろうか…?