サディオ・マネやロベルト・フィルミーノがチームを去り、最強を誇ったリバプールのフロントスリーは解体に向かっている。現時点では、エジプト代表FWモハメド・サラーを残すのみになっており、フォワード陣は20代前半から中盤の選手たちが主役になりつつある。
モハメド・サラーにはサウジアラビアが関心を示し続けており、来夏の移籍市場にもオファーを出すことが予想されており、来年には32歳になるウィンガーに対して巨額のオファーが届けば、リバプールが放出を検討する可能性もある。
海外メディア『Football Insider』によれば、エジプシャン・キングの退団の可能性が高まっているようで、マンチェスター・シティMFケビン・デ・ブルイネとともに、サウジ・プロフェッショナルリーグは本格的に動き出しているようだ。
「モハメド・サラーは来年リバプールを退団する可能性が高まっている。」
「サウジアラビアのプロリーグ関係者は、彼と同じくスーパースターのケビン・デ・ブルイネと契約するために水面下で動いている。」
「リーグの重役たちは、すでにクリスティアーノ・ロナウド、ネイマール、カリム・ベンゼマらを中東に誘致しており、次の布石を狙っている。そして、ある有力な情報筋が語ったところによると、サラーのリバプールからサウジアラビアへの移籍は、来年に実現する見込みだという。」
ロナウドやネイマール以外には、数々のスター選手獲得に成功してきたサウジアラビア。潤沢な資金を背景に、中東クラブに移籍する選手も今後増え続けるかもしれず、エジプト代表キャプテンもそのひとりになり得る。
そのためにも、リバプールは後継者候補を獲得しなければならない。はたして、フロントスリーにおける最後のピースを入れ替えることができるのだろうか…?