今夏の移籍市場で、中盤の再構築に取り組んだリバプールは、アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライ、遠藤航、ライアン・フラーフェンベルフら4選手を獲得。プレシーズンから合流したアルゼンチン代表MFとハンガリー代表MFは、開幕戦からチームの主軸に定着している。
さらなる中盤強化を狙っているリバプールは、フルミネンセMFアンドレ獲得に動き出しているとも言われており、この冬の移籍マーケットにも獲得する可能性が報じられている。一方で、マンチェスター・シティで出場機会に苦しむイングランド代表MFカルバン・フィリップスへの関心も噂されている。
リーズ・ユナイテッド時代にもリバプールからの関心が伝えられていただけに、ターゲットに挙がっても不思議はない。今月のはじめにイングランド代表に参加していた同選手は、クラブでプレーする必要性を口にしていた。
「僕はサッカーがしたいし、できるだけプレーしたい。」
「この1年半、ケガや(他の要因で)それができなかった。これから考えていかなければならないことだね。」
「チャンスが来ればいいけど、もし来なければ、他の決断もしなければならない。」
独『Sky Sport Germany』フロリアン・プレッテンベルク記者によれば、現状に満足していない元リーズMFに対して、マンチェスター・シティはこの冬にも買取オプション付きのローン移籍での退団を容認する見通しで、リバプールが関心を示す可能性があるようだ。
他には、バイエルン・ミュンヘンやユベントスら強豪クラブが興味を持っており、3チームでの獲得競争に発展するかもしれない。
日本代表キャプテンはまだプレミアリーグやクロップ・サッカーに慣れるための時間が必要で、ステファン・バイチェティッチもまだまだ若い。マック・アリスターが中盤の底でレギュラーになっているが、インサイドハーフでの出場が好ましいとの意見も多い。
国内リーグのみならず、国際舞台でも経験豊富なイングランド代表MFが加入すれば、確実に戦力アップとなる。ただし、20代前半のブラジル人ミッドフィルダーを優先する確率も高く、次の移籍マーケットでは注目の的になること間違いなさそうだ…