アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライら実力を中盤に加えたリバプールは、昨シーズンに欠けていたインテンシティを取り戻し、現時点ではプレミアリーグで1敗の4位に位置している。
しかし、リバプールはさらなる中盤強化を狙っており、フルミネンセMFアンドレを筆頭に、様々なミッドフィルダーとの関係が噂されている。元イングランド代表MFオーウェン・ハーグリーヴスは、ブラジル代表MFではなく、フラムMFジョアン・パリーニャが優勝のために必要不可欠な選手だと語った。
「彼らに欠けているのは1人の選手で、それはディフェンシブな中盤の選手だと思う。」
「(ジョアン・)パリーニャがリバプールでプレーすれば、リーグ優勝できると思う。彼はそれほどの選手だ。」
Premier League Productions
この夏の移籍市場において、バイエルン・ミュンヘン加入が近づき、ドイツまで渡ったにも関わらず、完全移籍ならずフラムに残留。この冬にもふたたび移籍する可能性が高いが、夏にはリバプールからの関心も報じられていた。
現実的には、ドイツ王者加入が濃厚だ。とはいえ、アルゼンチン代表MFが守備的ミッドフィルダーとして起用され続けるには限界がある。特に、フィジカルに秀でた相手や身長の高いチーム相手には苦戦するシーンもあり、ブライトンではエクアドル代表MFモイセス・カイセドが担っていたような選手が必要かもしれない。
日本代表MF遠藤航はまだプレミアリーグに馴染んでいるとは言い切れず、19歳MFステファン・バイチェティッチは怪我に苦しんでいる。シーズンを戦い抜くためにも、最低でももう1枚の守備的ミッドフィルダー確保は避けられず、フルミネンセMFは理想的なピースになり得る。
はたして、リバプールは中盤の底を任せられる、新たなミッドフィルダーを獲得するのだろうか…?