ミッドフィルダー陣の平均年齢が高まり、昨シーズンは中盤でのインテンシティが目に見えて減少していたリバプールは、この夏の移籍市場で中盤の再構築に着手。アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライら実力者が加わった。
過去数シーズンに渡って、マンチェスター・シティと熾烈なタイトル争いを繰り広げてきたリバプールだけに、ユルゲン・クロップ監督も含めてシーズンの戦い方を理解している。その強みに触れつつ、元アーセナルFWイアン・ライトは中盤の構築が整えば、上位争いに食い込めるだろうと太鼓判を押した。
「リバプールはシティを追いかけながらシーズンを乗り切る術を知っている。」
「今、彼らは中盤を整理しており、このまま改善を続ければ、最高の中盤のひとつになると思う。」
「トッテナムやアーセナル、そして当然ながらシティが騒がれることで、まるでリバプールから人が離れていくかのようだ。だが、リバプールはすべての面において、水面下で挑戦し続けられるだけのものを手にしているからこそ、現状には満足しているはずだ。」
「もしリバプールがそのような状況になれば、彼らは間違いなく誰にとっても大きな問題になると思う。」
The Kelly and Wrighty Show
好調を維持するトッテナム、若手の成長でトップクラスの実力を手に入れたアーセナル、盤石な強さを見せるマンチェスター・シティ。他にも、アストン・ヴィラやブライトンら曲者が集うプレミアリーグは一筋縄にはいかない。
今シーズンは誤審にも悩まされているリバプールだが、そうした不運を跳ね除けて、シーズン終盤までタイトル争いに絡み、最後には栄冠を手にすることができるだろうか…?