今シーズンも毎試合のようにスコアシートに名前を刻むリバプールFWモハメド・サラー。得点だけではなく、アシストにも大きく貢献している。すでにアンフィールドのレジェンドの仲間入りを果たしているエジプシャン・キングにはサウジアラビアが関心を示し続けている。
この夏にも獲得の可能性を探ったサウジ・プロフェッショナルリーグは、来夏にも本格的に乗り出すと見られている。来年には32歳になる同選手だけに、もしも巨額オファーを受け取ることができれば、売却する可能性も報じられている。
その後任には様々な選手の名前がメディアで取り沙汰されている中、現役時代にはチェルシーやアストン・ヴィラなどでプレー経験を持つ元アイルランド代表FWトニー・カスカリーノは、ブレントフォードで活躍するカメルーン代表FWブライアン・ムベウモを推薦した。
「もしモハメド・サラーがリバプールを去るようなことがあれば、クラブは彼の後釜としてブライアン・ムベウモを獲得すべきだ。」
「まだ24歳で、彼のベストシーズンはこれからであり、彼はリバプールのようなクラブで成功するためのすべての特性を持っている。多才で、我慢強く、本当に鋭いカウンターアタックをする。」
「彼はゴールの数を増やしていて、昨シーズンはプレミアリーグで9ゴール。今年はブレントフォードがチェルシーとのアウェー戦で2-0の勝利を収めた無人のゴールネットへの押し込みを含め、わずか10試合の出場で6ゴールを挙げている。」
The Times
2019年にブレントフォードに加入したフランス出身ウィンガーは、同クラブで通算185試合47ゴール38アシストと攻撃陣の中心として活躍。カメルーン代表でも11試合で2ゴールを奪っており、24歳という年齢も魅力的だ。
しかし、プレミアリーグやヨーロッパの強豪クラブでレギュラーを掴めるレベルかと問われると微妙なところ。まして、エジプト代表ウィンガーの後継者としては決定力は少し物足りない。そのため、元アイルランド代表FWが望むような展開にはなり得ないはずだ。
いずれにしても、近々リバプールが右ウィンガーを獲得しなければならないのは事実であり、その補強プランには注目が集まる…