ドミニク・ソボスライやアレクシス・マック・アリスターらヨーロッパでも有数のミッドフィルダーをチームに加えたリバプール。この冬にはさらなる補強も噂されており、ブラジルからフルミネンセMFアンドレを獲得する可能性が高まっている。
ブラジル人ミッドフィルダーが加入した際には、中盤の底で起用される見通しで、日本代表MF遠藤航らとポジションを争うことになる。一方で、前線の創造性をさらに加速させるためにも、リバプールはドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツへの関心が報じられてきた。
英『Daily Star』によれば、リバプールは同選手獲得に向けて、熱量が増しているようだ。マンチェスター・シティやバイエルン・ミュンヘン、チェルシーらも興味を持っており、争奪戦の先頭を争っているが、そこに割り込む可能性が出ている。
シャビ・アロンソ監督のもとで、ブンデスリーガで快走を続けるバイエル・レバークーゼンMFは、20歳ながらもここまで118試合29ゴール39アシストを記録。ドイツを代表するプレーヤーになれるほどの逸材で、様々な強豪クラブが動向を追っている。
ユルゲン・クロップ監督も同選手の能力を高く評価しており、獲得を熱望していると言われている。ただし、8000万ポンドとも見られる評価額は、熾烈な争奪戦の影響で移籍金が吊り上がる確率も上がっているため、リバプールは容易に手出しできない。
加えて、今夏の補強組と有望な若手が切磋琢磨しており、これ以上の攻撃的ミッドフィルダー獲得はさほど重要度が高くない。現時点では、リバプールが大金を投じて、ドイツ代表の逸材獲得に乗り出すとは考えにくい。
それでも、才能あふれる攻撃センスを持つ同ミッドフィルダーが、アンフィールドでプレーしていたら…