2020年にギリシャからイングランドに渡った27歳DFコスタス・ツィミカス。加入初年度こそコロナ感染など満足のいくシーズンを過ごせなかったが、2年目からは持ち前の強気なディフェンスや正確なクロスでチームに貢献し、左サイドバックの控えとして貴重な戦力となっている。
スコットランド代表DFアンディ・ロバートソンが代表戦で肩の負傷で数ヶ月間の離脱が決定。ギリシャ代表ディフェンダーにとっては千載一遇のチャンスだが、目立ったパフォーマンスを見せられずに、ジョー・ゴメスが左に回るなど不本意な日々が続いた。
先発しても途中で交代させられる試合も多く、同選手自身も本調子ではない現状を明かしつつも、自分ができる限りの最高のパフォーマンスを出そうとしていると語った。
「言葉では言い表せない。今までやってきたチームの中で、最高のサッカーではなかった。」
「僕にはなかったことで、いつもパフォーマンスを出そうとしているし、この連戦でもそうだった。」
「だから、僕にとっては初めてのことだったんだ。」
「僕は集中したかったし、自分はここにいるのに十分な選手だと思いたかった。そして、トゥールーズ戦での一度のミスで、それが自分に影響することはないと思いたかった。それが僕の見せたものさ。」
LFCTV
前節ブレントフォード戦では、チーム2得点目となるモハメド・サラーのゴールをアシスト。少しずつだが、調子を取り戻している印象で、この試合をキッカケに本来のプレーに戻ってくれることを期待したい…