ファビーニョやジョーダン・ヘンダーソン、ナビ・ケイタら多くのミッドフィルダー陣が去った中盤に、アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライなど新たな風を加えたリバプールは、プレミアリーグ序盤戦ながらも上位争いを繰り広げている。
それでも、さらなる中盤の強化を狙っていると言われ、コパ・リベルタドーレスを制覇したフルミネンセMFアンドレが筆頭候補に挙げられている。他にも、マンチェスター・シティで出場機会の確保に苦しむイングランド代表MFカルバン・フィリップスにも注目しているとも。
英『Anfield Watch』によると、リバプールはジェノアに所属するデンマークU-21代表MFモルテン・フレンドルップにも関心を示しているようで、チアゴ・アルカンタラや遠藤航ら30代ミッドフィルダーの後釜として、また中長期的なプロジェクトとして熱視線を送っている。
2022年の冬に母国のブレンビーIFからジェノアに加入した22歳ミッドフィルダーは、初年度からレギュラーに定着。昨季は40試合に出場すると、今シーズンもスタメンとして全試合でプレーしている。セントラルMFを軸に、守備的MFや中盤の左右も担当でき、ボール奪取やプレスでチームに貢献する。
現時点ではリバプールからジェノアに対してアクションはなく、あくまで候補のひとりと見られる。近くデンマーク代表デビューも見込まれる若きミッドフィルダーにとっても、プレミアリーグでのチャレンジは魅力的に映るはずだ。
はたして、セリエAで実力を磨く元ブレンビーMFは、来夏の移籍市場でステップアップを果たすのだろうか…?