昨シーズンまでブライトンの中盤で活躍し、カタールW杯でも母国の優勝に貢献したアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター。この夏に加入したリバプールでは、中盤の底でのプレーが続いており、ポジション的に新たなチャレンジに励んでいる。
巧みなボール保持や周りの状況を視認できるビジョンを持ち合わせており、激しいプレスにも動じない精神力で、新たな役割も器用にこなす。しかし、スピードやフィジカルで負けるシーンも目立ち、リバプールはこの冬にも守備的ミッドフィルダー獲得に動く可能性がある。
現役時代にはチェルシーやリバプール、ポーツマス、ストーク・シティなどで活躍した元イングランド代表DFグレン・ジョンソンは、元ブライトンMFの守備的MF起用に疑問を投げかけ、同ポジションで能力が無駄になっていると語った。
「彼はあのポジションで無駄になっているし、本人が望んでプレーしているとも思えないから、チームのために仕事をしている彼を褒めてあげたい。」
「彼はあのポジションでプレーするのに十分な実力を持っているが、彼の特性には合っていない。どちらかというと、ラインの間に入っていく賢い選手で、攻撃的な頭脳を持っているからね。」
「このチームが本当に勢いづくためには、攻撃することを望まず、ただその役割を見事にこなす天性の選手が必要だと思う。彼は素晴らしい選手だし、もっといい選手なのに、無駄になっているような気がする。」
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