フォワード陣の世代交代を推し進めたリバプールは、この夏の移籍市場において、ミッドフィルダー陣の刷新にも着手。ブライトンで活躍していたアレクシス・マック・アリスターやハンガリーの逸材ドミニク・ソボスライらをチームに迎え入れた。
次なる補強ポイントはディフェンダー陣で、中でもセンターバックの世代交代が必須だ。32歳になったジョエル・マティプやフィルジル・ファンダイクに代わり、中長期目線で新たな時代を担えるディフェンダーが必要だ。
この夏の間も左利きセンターバックを追い求めたリバプールだが、スポルティングDFゴンサロ・イナシオにも関心を示している。同選手は今年8月に新契約を締結し、契約解除条項が設定されたが、この冬の移籍市場では、その金額の75%分で獲得が可能になると、ポルトガル紙『Diario de Noticias』が報じた。
最近はポルトガル代表としても常連になっており、ヨーロッパでも屈指の左利きセンターバックとして、マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリードら強豪クラブがこぞって契約を目指している。
そんな同選手には、6000万ユーロの契約解除条項が含まれているようだが、所属クラブは値下げした金額での売却にも前向きで、その割引率が25%になる見通しだ。
他にも、左利きに限らず、ヨーロッパで活躍する若手センターバックに注目するリバプール。はたして、本格的にポルトガル代表DF争奪戦に参戦するのだろうか…？