アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライ、遠藤航、ライアン・フラーフェンベルフと4人のミッドフィルダーを獲得したリバプールは、ユルゲン・クロップ監督の第二次政権に向けて、歩みを進めている。
来夏にはチアゴ・アルカンタラの退団も濃厚と見られ、ミッドフィルダー陣の枚数にも不安を残すリバプールは、さらなる中盤の強化に動く可能性が噂されており、フルミネンセMFアンドレやマンチェスター・シティMFカルバン・フィリップスらがターゲットとして報じらている。
バイエル・レバークーゼンMFフロリアン・ヴィルツも候補のひとりと見られており、様々なビッグクラブが関心を寄せる中、ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)はこの冬の移籍を否定し、チームの中心選手の退団に関する報道に異論を唱えた。
「ほかの報道とは違って、(フロリアン・)ヴィルツについてはまだ要求金額も何も決まっていないと聞いている。」
「彼はレバークーゼンに集中している。彼らは今とても好調で、何も起きていない。」
「シャビ・アロンソ監督にとって重要な選手だ。1月にフロリアンを売るとは思えない。」
「だから、1月にヴィルツがクラブに残ることを私は予想している。」
Daily Briefing for CaughtOffside
ブンデスリーガを代表する攻撃的ミッドフィルダーで、年齢も20歳とどのクラブにとっても魅力的な逸材だ。今季は10試合3ゴール4アシストと、スペイン人監督のもとでチームの攻撃を引っ張る活躍を披露しており、ドイツ代表では現時点では12試合のみだが、今後その数字は伸びていくはずだ。
この冬の移籍市場では動きが見られなさそうな若きミッドフィルダーだが、来夏の移籍マーケットでは数々のメガクラブが獲得を試みる可能性が高い。
はたして、リバプールは攻撃陣のさらなる強化に向けて、ドイツ代表の新星を獲得するのだろうか…?