現在ブラジルのグレミオに所属する元ウルグアイ代表FWルイス・スアレス。アヤックスやリバプール、バルセロナ、アトレティコ・マドリードとヨーロッパでも屈指の名門クラブを渡り歩き、アンフィールドでは通算133試合82ゴール46アシストと見事な数字を残した。
代表でも137試合68ゴールと、ディエゴ・フォルランやエディンソン・カバーニと世界でも有数の強力なフォワード陣を形成し、クラブと代表で相手守備陣に恐怖を与え続けた。そして、リバプールには同国代表の後輩、ダルウィン・ヌニェスが進化のときを迎えている。
昨シーズンに加入した同ストライカーだが、チャンスに顔を出すも外すことが多く、決定率の低さを批判されることもしばしば。2シーズン目の今季はセンターフォワードとしての動きが格段にうまくなっており、得点だけではなく、アシストでも勝利に貢献しつつある。
2年目のジンクスを跳ね除け、改善の兆しを見せる24歳フォワードに対して、スアレスはその能力を高く評価。1年目のイングランドで苦しんでいた時期に話し合ったことや、ウルグアイ代表で背番号を託した経緯について語った。
「彼にはポテンシャルと技術力、そしてフィジカルパワーがある。」
「チームメイトとして、僕は知っていたから驚かない。彼が昨年リバプールでひどい目に遭ったときでさえ、彼と話をしたし、リバプールでは彼と話すように言われた。僕は彼に助言し、イングランドのサッカーとは何かを話したんだ。」
「彼は心を開いて、あの時自分に起こったことを話してくれたし、それについて話したんだ。」
「また、代表チームの背番号 “9” については、僕が去ったら、彼にそれを身につけてほしいと伝えた。」
「だからこそ、ダルウィンの発言を聞けば、彼は完璧な誠意を持って語っている。」
「チームメイトとして、彼のために喜んでいる。チーム内でも、ブラジルとの試合前にも話した。」
「こうしたことは、チームメイトとして嬉しいことだね。僕らは世代も違うし、彼がクラブや代表で経験している “今” を素直に喜んでいるよ。」
AUF TV