ジュニオール、ポルトと順調にステップアップを遂げたコロンビア代表FWルイス・ディアスは、トッテナム・ホットスパーらとの争奪戦の末、2022年の冬にリバプールに加入。移籍直後からチームに馴染み、フロントスリーの一角に躍り出た。
左ウイングを主戦場に、キレのあるドリブル突破や細かなステップで相手ディフェンダーを翻弄し、ゴールやアシストに貢献する。アンフィールドではここまで61試合15ゴール9アシストを記録しており、今後は試合を決めるべく決定力の向上が求められる。
コロンビア代表でも43試合に出場を果たしている26歳ウィンガーに対して、スペインから熱視線が届いている。クリスティアン・マルティン氏(アルゼンチン人ジャーナリスト)によれば、リバプールも選手トレードでのオファーを待っており、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングを希望しているようだ。
「リバプールがある時点で、ルイス・ディアスに対するバルセロナからのオファーを期待していることを伝えたかった。」
「ポルト時代、バルセロナはディアスを獲得するために全力を尽くした。しかし、彼らはその時、数字を出さなかった。」
「リバプールでは、彼らは私にこう言うんだ。”ある段階では、オファーを待っている” とね。バルセロナが自チームの選手をオファーしてくれることを望んでいる。フレンキー・デ・ヨングがそのひとりだ。デ・ヨングはリバプールに行くだろうし、もし数字が出れば、ルイスはバルセロナ行きに同意するだろう。」
Fútbol Total programme
リバプールが主力フォワードを手放す意思があるとは思えず、今回の報道は信憑性に乏しい。スペイン語を母語とする選手だけに、ラ・リーガでのプレーを夢に見ていてもオカシクはなく、バルセロナやレアル・マドリードが関心を示しても不思議はない。
ただし、2027年まで契約を結ぶ同選手を獲得するには、多額の移籍金が必要となる。また、バルセロナも中心選手を放出するわけもなく、あくまでゴシップとして楽しみたいところだ…