36歳GKアドリアンは今季限りで契約が満了し、今シーズン限りでスペインに戻る見通し。第2GKクィービーン・ケレハーは、25歳とサッカー人生において、最も脂が乗っている時期に差し掛かっており、落ち着いたセービングはプレミアリーグの他クラブから熱視線が向けられている。
リバプールでは絶対的な守護神、ブラジル代表GKアリソン・ベッカーが存在しており、出場機会はカップ戦やヨーロッパリーグのみ。重要な試合ではゴールマウスを任されておらず、来夏にも退団する可能性もある。事実、今夏にはブライトンなどが動向を追っていた。
控えゴールキーパーの去就に動きがあるかも知れず、その後任として若手GKをスカウティングしている。海外サッカー『TEAMtalk』によれば、リバプールは、アヤックスU-21に所属する19歳GKチャーリー・セットフォードに関心を示しているようだ。
育成に定評のあるアヤックスにおいて、成長株として期待される同選手に対して、他のイングランド国内クラブも放っているわけではない。チェルシーやアーセナル、ウェストハムらも関心を持っており、獲得の可能性を探っている。
オランダで生まれ育った若き逸材だが、オランダ代表ユースでのプレー経験もあり、最近はイングランドU-18代表として4試合に出場。先日にはインタビューでイングランドへの思いも語っており、フル代表はスリーライオンズ入りを目指すことになるだろう。
将来性抜群のショットストッパーだが、まだトップチームでのプレー経験はない。ポジション的には知識や経験も必要で、まずはアヤックスでポジションを奪い取ることが先決。いますぐ移籍に向かうとは考えにくいが、近い未来にイングランド上陸は確実。
はたして、その時の所属クラブはどこになるのだろうか…?