ロベルト・フィルミーノやサディオ・マネらで形成したフロントスリーは、爆発的な得点力を見せ付け、相手ディフェンダー陣に恐怖の時間を与え続けた。その最強メンバーからの世代交代を図ったリバプールは、ルイス・ディアスやダルウィン・ヌニェスらを獲得し、平均年齢もぐっと下がった。
それぞれが異なる特長を有し、対戦相手によって様々なフォーメーションを組む。手こずる試合では、途中でパターンを変化させ、攻略に向けて多種多様な攻撃を繰り出せる。現時点での大きな懸念は、依然としてチームのエースに君臨するエジプト代表FWモハメド・サラーの去就だ。
リバプールはプレミアリーグを中心に、ヨーロッパで活躍する20代前半から中盤のウィンガーに関心を寄せており、各メディアはそれぞれで憶測を書き立てる。そのターゲットのひとりが、ボルシア・ドルトムントFWドニエル・マレン。
独『Sky Sport Germany』フロリアン・プレッテンベルク記者はオランダ代表ウィンガーについて触れ、選手もクラブも移籍に前向きの姿勢であると主張した。移籍金は3000万ユーロから3500万ユーロになる見通しのようだ。
🆕 News Donyell #Malen: The 24 y/o is open for a new challenge in winter or summer as he’s not totally happy in Dortmund. His new agency SEG is sounding out the market.
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) December 4, 2023
➡️ #BVB, open to let him go
➡️ Price expectation: €30-35m.
Malen has a market in 🏴! @berger_pj |… pic.twitter.com/V9goAVdtso
PSVアイントホーフェン時代からリバプールが動向をチェックしている24歳フォワードだが、現時点で獲得に動き出す可能性は低い。エジプシャン・キングの代役には、左利きのウィンガーが適切であり、右利きの選手は枚数が揃っている。
2021年にブンデスリーガに渡り、ここまで91試合24ゴール16アシストを記録しているオランダ代表FWだが、この冬や来夏の移籍マーケットでプレーするクラブを変えることになるのだろうか…?