リバプールの絶対的な守護神、ブラジル代表GKアリソン・ベッカー。シュートストップや1対1の対応など基本的なゴールキーピングに加えて、タイミングの良い飛び出しや確かな足元の技術で、センターバックの後ろに広がるスペースをカバーする。
世界でも最高峰のゴールキーパーのひとりと評価される同選手は、今シーズンもレギュラーとしてほとんどの試合でゴールマウスを守る。相手チームの決定機を何度も救ってきた。そして、次の試合はマンチェスター・ユナイテッドとの因縁の対決がアンフィールドで行われる。
前節時点でプレミアリーグ首位に立ったリバプールに対して、チャンピオンズリーグではグループステージを最下位で終えたマンチェスター・ユナイテッド。対照的な2チームだが、対戦はいつも白熱する。伝統の1戦での最も印象的なシーンを尋ねられた元ローマGKは、モハメド・サラーのゴールをアシストした瞬間を挙げた。
「確実にこの(2020年1月の)試合だ。あのアシストは特別だった。」
「サラーのアシストは、僕がいつもやろうとしていること、達成しようとしていることだった。自分にとってだけでなく、彼にとっても特別なことだった。彼も知っていると思うが、毎回得点を決めたがる選手だが、こういうで得点するのが好きなんだ。」
「彼は僕らにとって重要な選手だから、アシストをしたこと、前節の試合で祝った “200” ゴールの一部になれたことは、特別なことだよ。サラーは伝説になるだろうし、僕も彼のストーリーの一部になるだろう。」
Liverpoolfc.com