先週末に開催されたプレミアリーグにおいて、リバプールはアンフィールドに長年のライバル、マンチェスター・ユナイテッドを迎えた。リーグで上位を争い、ヨーロッパリーグで首位通過を決めたチームに対して、チャンピオンズリーグで最下位となり、失意のチームとその境遇は対照的だった。
試合はリバプールが大方の予想通り、ボールを支配。ところが、サイドバックもほとんど上がらないアウェイチームの守備ブロックに苦戦。前々節のクリスタル・パレスでも見られた相手ゴール付近での工夫に欠け、試合を通して決定機は少なかった。
一方で、マンチェスター・ユナイテッドもボールを持たれ、終始守備対応に追われた。たびたびカウンターからチャンスを作るも、アリソン・ベッカーらのディフェンスを突破できずに、伝統の一戦は静かなままに幕を閉じた。
この試合を酷評したのは、ニューカッスルやブラックバーンでゴールを量産し続けた元イングランド代表FWアラン・シアラー。腐った、ひどい、低レベルなどあらゆる言葉を用いて、両チームのパフォーマンスに苦言を呈した。
「まったく腐った試合だった。生で見てから、”マッチ・オブ・ザ・デイ” （イリギスのサッカー番組）でもう一度見るなんて信じられない。」
「ひどい試合だった。レベルが低かった。」
「リバプールの方が良いチームで、より多くのチャンスとポゼッションがあったのは知っているが、両チームのフォワードプレーの水準はひどかった。」
「両チームともいいポジションを取れていた。」
「マンチェスター・ユナイテッドは後半に2度、ラスムス・ホイルンドがゴールを決めるべきだったが、外してしまった。」
「本当にお粗末な試合だった。マンチェスター・ユナイテッドは終始守備を強いられ、リバプールは攻撃で何もできなかった。」
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