先週末のフラム戦は壮絶な点の取り合いを制し、リバプールがアンフィールドで勝利を手に入れた。インターナショナルマッチなども相まって過密日程が続く中、最高のコンディションとまで行かないが、相手GKにとってはノーチャンスな “華麗な” シュートで、劇的な終わりを迎えた。
この試合で、フラム側の左サイドバックを担当し、エジプト代表FWモハメド・サラーに完全ではないにしろ、うまく対処したのが、アメリカ代表DFアントニー・ロビンソン。攻撃においても、インターセプトから持ち上がる場面も多く、チームの中でも存在感を示した。
対戦相手のリバプールは、アンディ・ロバートソンが30歳を目の前にし、コスタス・ツィミカスも20代後半と次世代の左サイドバックを探している。最優先課題ではないものの、ピーターバラ・ユナイテッドで会長を務めるダレイ・マッカンソニー氏は、アメリカ代表ディフェンダーが適切な選手であると主張した。
「リバプールは次かその次の移籍マーケットで左サイドバックを必要としている。彼のペース、(リバプール戦での)サラーへの対応…アントニー・ロビンソンはふさわしい若い選手だよ。」
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現時点ではセンターバックの確保が最もホットな話題と見られており、すぐに左サイドバック獲得に動き出すことはない。また、26歳と決して若いとも言い切れない年齢だけに、エバートン・アカデミー出身選手がアンフィールドに渡ることはなさそうだ。
はたして、リバプールは新たな左サイドバックを近くチームに迎えることはあるのだろうか…?