2021年にイングランドやスペイン、イタリアら “12” の強豪クラブが集い、発表された欧州スーパーリーグ構想。サポーターらから数多くの反発を受けた各クラブは、次々に脱退を表明。レアル・マドリードやバルセロナ、ユベントスの3クラブが取り残されることになった。
残されたクラブ、中でもスペインの名門2クラブはスーパーリーグに固執。そして、今月21日には欧州連合（EU）司法裁判所は、国際サッカー連盟（FIFA）と欧州サッカー連盟（UEFA）が同リーグ発足を阻止したことが、EU競争法に当たると見解を示した。
レアル・マドリードとバルセロナはここぞとばかりに同大会のフォーマットを発表。しかし、すでに多くの強豪クラブが参戦拒否を表明。リバプールも例に漏れずにUEFA大会への参加を確約し、スーパーリーグ構想に対する姿勢は変わっていないと、公式サイトに正式な表明を掲載した。
「昨日の欧州司法裁判所の判決は、提案されている欧州スーパーリーグに対するリバプールのこれまでの姿勢を変えるものではない。我々の関与は打ち切られた。」
「我々はECAを通じて仲間のクラブと協力し、UEFAの大会に参加し続ける。」