先日のセリエAで歴史的な瞬間が訪れた。ACミランに所属する15歳FWフランチェスコ・カマルダは、フィオレンティーナ戦で83分に途中出場を果たした。15歳260日でセリエA史上最年少デビューとなり、同クラブではジャンルイジ・ドンナルンマの記録を更新した。
ユースレベルではゴールを量産し続けてきた若き逸材には、ヨーロッパ中の強豪クラブが関心を示す。海外メディア『90min』によれば、リバプールもそのクラブのひとつで、未来のイタリア代表ストライカーに注目しているようだ。
他にも、チェルシーやマンチェスター・シティらプレミアリーグ勢に加えて、パリ・サンジェルマンやレアル・マドリード、ボルシア・ドルトムントも同選手の成長を見守っており、近い将来にはビッグクラブによる熾烈な争奪戦が展開されるかもしれない。
リバプールは現時点で15歳のスター候補生獲得に乗り出す可能性は低く、イギリス国籍を有していないこともあり、早くても18歳まで待たなければならない。チェルシーやマンチェスター・シティも同条件となるため、イングランド移籍はまだまだ先の話。
いずれにしても、そのポテンシャルを虎視眈々と狙うクラブは多く、リバプールがスカウトを送り込んでいても不思議はない。将来的にバロンドールを争うかもしれない新星は、イタリアでどのような成長を遂げるのだろうか…?